遅い春
巷では桜の開花情報が聞かれる頃ではあるが、我が家の庭はやっと早春の趣である。標高が少し高い里山のせいもあるが、隣接した空き地のソメイヨシノの大木も花芽はまだ固く閉じている。だが、例年と同じように気温が上がればあっという間に春たけなわの景色に変わって遅れを取り戻すのが里山の季節の移ろいなのだ。昨日まで、鶯の声も聞こえず、庭には鳥や蝶の姿も見え無くて、妻と庭を眺めながら「今年はサイレントスプリングだ」とつぶやいていたところ。今日になって突然鳥たちが木にとまって姦しく騒ぎ立てたのには驚いた。北側の庭からもウグイスの声がしたと妻が言った。梅も少し盛りは過ぎたがまだ香りを残して清楚な花を付けているので、ウグイスも花に誘われて訪れてくれたかと嬉しくなった。
<福寿草>
<梅>
<サンシュユ>
<紅梅>
<ヒアシンス>
<姫コブシ>
<クリスマスローズ>
<スイセン>
<福寿草>
<梅>
<サンシュユ>
<紅梅>
<ヒアシンス>
<姫コブシ>
<クリスマスローズ>
<スイセン>
この記事へのコメント
あまり変わらない春の訪れの横浜です。花粉を浴びたくなく出掛けても、寄り道もしてませんが、漸く春を体で感じられそうです。
一気に春を感じ、楽しまれていらっしゃる様子、良いですね!
素敵な写真を楽しみに待っております。
東京五輪物語 4月13日(土)朝日新聞夕刊掲載 撮影した写真・記事読みました。 2024パリ五輪も期待します。それにしても、ノートルダム大聖堂火災に衝撃を受けました。