ふる里冬の章(2)

立春が過ぎてもまだ真冬の陽気である。また雪が降った。ふる里は低温注意報に震えている。北側の日影には前回の雪が消えず、さらに積って根雪になりそうだ。 「雪は天からの手紙」と中谷宇吉郎は書いているが、さて、その手紙をどう受け止めるか?猛吹雪の北海道や深い雪に閉ざされ永い冬を過ごす東北の人々と、雪を美の対象ととらえる関東では雪に対する思いは…
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2015 ふるさと冬の章

転居して5年、少しずつ土地の風土に馴れ、ご近所の人たちの温かい心に支えられて、この故郷への愛が日々深まるのを実感している。 今、甲府盆地は冬の真っただ中。山裾をゆったり流れる霧が幻想を奏でる。冬景色の中にも早や春の兆しが隠れているようだ。 毎朝6時過ぎに起きて気温をみる。この一週間ずっと居間は2度Cだ。隙間だらけの木造建築のボロ…
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謹賀新年2015

皆様 あけましておめでとうございます 近所のお寺さんで除夜の鐘を聞きながら新年を迎え、今年は災害のない穏やかな年でありますよう祈ってきました <年が改まったからといって山が変わるわけでもないが、気分のせいか厳かな富士に見える。居間のこたつに入って毎日富士山を眺めていられる環境も悪くないものだ> <赤い鳥…
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冬日散歩

今年は寒さが早くやってきたように思う。大寒にふさわしい。毛糸の帽子に手袋といういでたちで散歩に出た。 歩いてみれば、やはり肌で季節を感じることができて楽しく、写欲をそそられる景色にも出会える。 <ブドウ棚の紅葉、周囲の棚はすでに葉が落ちて丸坊主になっているのにここだけ真っ赤。ブドウの品種が違うのかな?> <ぶどう棚…
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秋の声

光、風、音、色、実り、四季のうちで秋ほど人の五感を揺する時はないと思う。季節の好き嫌いを言うのは自然への冒涜とも思うが、心情的に私は秋が好きだ。音楽に例えれば、春は長調、秋は短調とか誰かが言った。 台風が立て続けにやってくる季節であるが、澄み渡る青空の下に立てば秋の声がきこえてくる。 <釣瓶落としの秋の陽が雲を茜色に染める一…
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秋の訪れ

庭の鷹の羽ススキの穂先が風になびいている。「あぁ、秋になったんだな」と、昨日夏、今し秋、の思いにとらわれた。四季の移ろいはある日突然にやってくるものではないのに、今年は庭をはじめ、あたりの自然に気を配る暇がなかったのだなと、過ぎ去った夏を振り返っている。  <霧、幻想という言葉を思い起こす。街角を演出する夜霧もまたメランコリッ…
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高原花逍遥

乙女高原の8月は最も花の多い時期なのに、花たちはどこへいってしまったのか。.天候不順に加え、鹿の食害が高原の花たちを絶滅の危機に追い込んでいるという調査結果を聞いた。10年ほど前には一面に咲き乱れるお花畑を愛でながら歩いた。文字どうりの花逍遥を楽しむことができたのに、今は花を見つけるのが一苦労という状況になっている。秋になってススキばか…
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晩夏

あいかわらず、きびしい残暑が続いている。夏と秋の狭間にあたるこの時期を晩夏とでも呼ぶのだろうか。立秋はとうに過ぎている。陰暦の24節季を現在の気候に当てはめるのは、当然ながら無理な話であるが、「小寒」から「立春」「立夏」を経て「立冬」「冬至」に至るまで、四季をそれぞれ六つに細かく割って、季節感を巧みなニュアンスで表現したこれらの言葉を、…
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夏は夜、、、

清少納言の夏の夜は自然観賞の叙事詩だが、>私のほうは人ガ繋がり、心を開くパワー全開の夏の夜だ。 <最近では、神輿の担ぎ手をよそから呼ぶという話も聞くが、やはり街を愛する地域の人たちが心を一つにして楽しむ光景に感動がある。祭りの大小に関係はない。> <おんな踊りの優美さ、色気もあっていいね!&g…
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梅雨明ける

カラッとした暑さはむしろ心地よいが、この蒸し暑さは辛い。仕事の依頼をうけて炎暑のなかをカメラを担いで走りまわっているが、熱中症が気がかりだったりして集中力が萎えてしまう。居間から眺める庭も芝は伸び放題、アジサイやバラの剪定も億劫になってサボっているせいで、見苦しい景色である。なんとか朝の水遣りだけは果たせている。 <子供が3人…
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紫陽花(あじさい)

相模原市内の北公園にあるアジサイ園を訪ねた。200種10,000株のアジサイが栽培されており、県内有数の品種と株数をほこる名所となっている。なるほど、様々なアジサイの花が絨毯を敷き詰めたように広がる景観に圧倒される。近年の花壇作りは、このアジサイ園にかぎらず広大な敷地に一つの種類を大量に栽培してそのスケールの壮観を楽しむ趣向なのだろうか…
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我が家のバラ 続き

狭い庭にバラの花があふれるほど咲いて、心地よい香りが漂っている。庭の様子が日々目まぐるしく変わって、その姿を見落とさないように眺めるのが忙しい。バラにかぎらず他の花たちも次々と競い合うように蕾を開いてくれるので、これまで世話してきた努力が報われる思いだ。 <ピエール・ド・ロンサールが満開、この花が我が家のバラのシンボルツリーで…
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我が家のバラ

 バラが咲き始めるとどうにも気分が落ち着かずそわそわしてくる。朝起きて庭へ出るとまず一番にバラの様子を見る。地植えと鉢植えをあわせて30本(22種)ほどしかないが、今朝はどんな花が開いているかと、宝物を探すようなまなざしで眺め回しているのだが、おそらく、他の花たちにくらべてめっぽう手間ひまのかかる花だけあって、思い入れもそれなりに深いか…
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季節の移ろい

なんと美しい季節だろう。植物たちすべてが生き生きと輝いている。山の新緑の躍動感、道端の草も急に目ざめたように力強い生命力を発揮している。4月半ばから5月にかけて留守の日が多く庭の花木をゆっくり眺めることができなかった。ジューンベリーや白山吹、ハナカイドウやユキヤナギなど、季節の早い歩みにうっかり見落としてしまった。今我が家の庭は春から続…
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春の彩(いろ)

               < どの顔もみんな夢見る新入生 > ~光~ 香りで春を知らせてくれる梅に対し、赤青黄色など夢を希望を誘うチューリップは春の使者の代表格といえるであろう。我が家の庭の花木を観察していると、香りのある花はやや地味、一方花の色や形の美しいものは概ね香が無い。自然って上手くできて…
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水仙

今、我が家の庭は様々な水仙が咲き乱れて統一感に欠ける風情に戸惑っている。私は毎年、秋植え球根の売れ残りを園芸店の安売りで購入するので個々の花の名前もわからず咲いてみての楽しみというといった具合になるからだ。ガーデニングを志す者として、花の名前もわからないのはやや恥じ入ることでもあるが、それはそれとしてどんな花が見られるのか、その期待感は…
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やっと来たmy gardenの春

過日の大雪から2週間、枝が折れたり、蕾が押し潰された庭の花木たちはけなげに立ち直った。ふと、東日本大震災で被災した人たちを連想した。花や木は何かを語るわけでもなく、ひたすら子孫繁栄のため花を咲かせるのだろうが、眺める人に様々な思いをくれるものだなと思う。そんな春のmy gardengがやっと扉を開けた。 <クロッカスの絨毯> …
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氏神様

町の氏神様、金桜神社は我が家から山に向かって車で20分ほどの杉林に囲まれたひなびた社である。初詣や祭りの時以外あまり人の詣でることもないが、山奥の深遠で静寂な佇まいに心を洗われる。当初はさらに山奥の金峰山東登山道の御料林内にあった鎮守社という。先日の大雪の名残を留める神社に詣でた。新しいしめ縄が張られている。「しめ縄」は稲作民族である日…
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いのち蘇る

記録的な豪雪に見舞われた当地も、漸く気温が上がり春の陽射しに雪が解け始めた。1メートルを超す雪の布団をかぶっていた庭の植物たちはどうしているのかと気がかりな日々を送っていたが、元気な姿に旺盛ないのちの息吹を感じ取った。 <春の兆しはどこに、朝はまだ冬> <折れた枝もたくさんあったけど、うれしいね!> …
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雪遊子

予期せぬ大雪に足止めをくらって、狙いを定めていた雪景色の撮影に出かけることも出来なくなった。天の恵みとは言え「神様これはちょっと大盤振る舞いに過ぎるのでは」と思いたくなる。炬燵にに入ってミカンばかり食べていても気持が落ち着かず、カメラを担いで雪見散歩に出たが、撮れたものは所詮お散歩写真で不満ながらいたしかたない。恋人のようにずっと待ち焦…
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